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令和3年度社会福祉振興助成事業 成果報告会

この度、令和3年度社会福祉振興助成事業に採択されました
【障がい者・児にリモートツール勉強会を実施する事業】におきまして
事業成果報告会を行いました!

事業運営メンバーの2人へインタビュー

渡部さん

Q1:WAM事業を通して大変だったことは何ですか?

A:初期の頃、どのような人をターゲットにどんなリモート支援の企画を作ればよいかが分からず、とても苦戦していました。
何度もZoomサポーター同士で話し合いましたが、結局決まり切らず、時間ばかり過ぎる期間がありました。そんな時、事業所訪問を行ってみることになり、実際の現場を知ることで事業の方針を決めることが出来ました。
この経験から、仕事で悩んだり停滞したら、新しい知識や情報を入れ、違う視点で物事を考えることが良いと身を持って学びました。

Q2:WAM事業の活動を通して得られた経験やエピソードがあれば、教えてください。

A:私は大きく3つの学びと成長を得られたと思います。それは、責任感、努力と改善、人との縁、これら3つの重要性を知ったことです。特に、人との縁がなければこの事業は成立しなかったと強く思います。
この事業を終えた今では、事業所のスタッフの方や事業にアドバイスをくださった方、私たちを応援してくださった方など、何人もの人に支えられていたのだと気付かされました。
こんなにも多くの人と関わることができ、一緒に仕事ができるという機会を得られたことが、とても貴重な経験だと思います。これからは人との縁を少しでも意識し、大切にして生きていきたいと思います。

窪さん

Q1:WAM事業を通して大変だったことは何ですか?

A:この事業の目的を自分たちで探して決める事です。何のためにZoomを使うのか、誰のためにZoomを使うのか、といったことを決めるのに何度も話し合いを重ねました。
なぜ目的を決めるだけなのにこんなに時間がかかってしまうのだろう・・・と悩んだこともあります。ですが、この目的決めにしっかり時間を使ったからこそ、後々の行動がスムーズになり、やり甲斐を感じることが出来たのだと思います。イベント終了後には、あの時妥協せずに自分たちがやりたいことを決めていてよかったと実感しました。

Q2:WAM事業の活動を通して得られた経験やエピソードがあれば、教えてください。

A:私はこのWAM事業を通して、高校生のときに行った授業を思い出しました。高校2年生の時、月に一度HRの時間があって、4~5グループでその月のテーマに沿ったレクリエーションを行うという授業内容でした。私のクラスはそのHRの時間でうまくいった試しがなく、いつもグダグダで終わっていました。
そんな中でついに私の班に順番が回ってきました。その月のテーマが「読書」だったこともあり、「教科書の中にある話を基に本屋さんにあるようなポップを作る」といった簡単なレクリエーションを行いました。最初は、またグダグダで終わるだろうなと思っていたのですが、なぜかその時のHRがすごく盛り上がって、授業の時間が終わってもみんながワイワイと話していました。こんなに盛り上がったことは初めてで、担任の先生からもお礼を言われたのを覚えています。
今回のWAM事業で画面越しに子どもたちが盛り上がっている様子を見て、その時の高校のHRの時間を思い出しました。ずっと気付かなかったのですが、おそらくあの時のHRは自分の中で結構大事な時間だったのだとWAM事業を通して感じました。そして、私は「人が楽しんだり喜んだりしている姿」を見るとやり甲斐を感じるのですが、このHRが根底にあるからなのかなと考えました。
自分の中にあった隠れた原点のようなものに出会えたのが、今回の一番の成果となりました。


当法人では本助成事業での成果や経験を活かし、
障がい者・児へのより良い支援の提供に邁進致します。